第95話 骨肉の争い 〜嵐の三番勝負(前編)

 

 

こんにちは、第88話で衝動的に作ってしまった膨大な借金を

ついに思い切って返済することにしたSTINGです。

 

あまりに長い間ほったらかして、実は最初から返す気なかったんじゃ

ないか、みたいな評判が立つのは僕としても不本意ですからね。

そりゃもう親父やHORNETにも協力してもらって資金をかき集め、

借金を一気に全額返済してキレイな体になったわけですよ♪

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

そして家計崩壊ヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

 

 

 

 

いきマタ家、大ピンチ。

おかしいなあ、借金がゼロになって気が楽になるはずだったのに

かえって精神的に追い詰められてるんですが(−−;

 

こうなれば頼みの綱は、いきマタ家4人目の男・HUMMELです。

彼はスキル上げばかりしながらもキューブで微妙に黒字収支を

継続しているそうなので、この経済危機を救ってくれるのでは

ないかと、ちょっと期待してみます^^

 

 

 

アケルファまで行ってロケをすると船代がかかるので(哀)、

ファンブルグまで来てもらいました。

 

鋭い人は、↑の画像が第88話の一場面と全く同じであることに

気が付いたかもしれません。

いや、画像の使いまわしなんかじゃありませんよ?

もちろん偶然ですよ偶然。

そう、僕ら皆この立ち位置が好きなんです(笑)。

 

で、HUMMEL。おまえ今、いくらくらいお金持ってる?

 

 

 

 

HUMMEL:

「うん、だいたい10万くらいだよ〜。」

 

 

 

 

ほほう♪(キラーン)

 

 

 

 

生意気にも、そこそこ持ってるじゃありませんか。

兄の命令で強制的にお金を僕に納めさせてもいいのですが、

それもちょっと大人気ありません。

むしろ相手が弟だろうと何だろうと、何かを得ようとするならば

やはり何らかの勝負に勝つことによって得るべきでしょう!!

 

というわけでHUMMEL、僕と勝負しろ!!

そして僕が勝ったら、そのお金を僕と山分けだ!!

ちなみにお前が勝っても、

僕がお前にあげられるものは何一つないッ!!

(= ̄Д ̄)y─┛゜゜゜゜

 

 

 

HUMMEL:

「・・・兄ちゃん、威張ってる意味がわからないよ^^;」

 

 

 

 

ごめんなさいすみません、君にメリットが

全くないことは十分わかってるのですが、

どうかこの勝負受けて下さいお願いします><;

 

 

 

STING母:

「やってみなさい、HUMMEL!!

 対決の種目設定と審判は、公平のために私がやるわ。

 ああHUMMEL、ついに貴方が兄を超える時が来たのね^^

 お母さん、感無量よっ♪」

 

 

あのー、母さん。

僕の負けを前提にして勝手に感激しないでくれるかい?(−−;

 

 

 

 

でも、母親の強権発動でなんとか実現することになりました。

夢の兄弟対決・・・骨肉の争いの幕開けです!!

 

この戦いは、母親の提案により3番勝負となりました。

先に2勝した方が完全勝利というわけですね。

もとより、異存などありません。早く始めましょう^^

で、母さん。1回戦はどんな種目でいくんだ?

 

 

STING母:

「1回戦は、黄金洞窟に一人ずつ挑戦して

 魂を失うか、または飛ばされて強制帰還させられるまでに

 少しでも奥まで進んだ方が勝ち、っていうのはどう?」

 

 

おっと母さん、意外に過激な発想だね^^;

でもルールは単純明快。

ちょっと前回のネタとかぶるけど、まあ良いでしょう。

ていうか「単騎で黄金突撃して〜♪」という読者様からの温かい

リクエストもあったことですし(笑)。

 

よーし、では僕から行きますよ!!

レッツ黄金単騎!!

 

 

 

えっほ、えっほ( ̄◇ ̄)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_| ̄|○

 

 

 

 

 

 

 

えっさ、ほいさっヽ( ̄◇ ̄)

 

 

 

 

 

 

 

よし、とりあえず中間地点の50階に到達です♪

 

途中、45階で再構築という軽いジャブ的な嫌がらせを

受けましたが、僕はそんなことでは負けません。

 

さあ、ここからが本番です。目指すはもちろん100階!!

ちなみに画面の右側に見える2人のおっさんは、

なんかすっごく強い敵と連戦をさせてくれるらしいのですが

とりあえず今の僕には関係ないですね。

 

いや、そりゃそうですよ。

この先の100階までの長丁場に向けて少しでも体力を温存すべき今、

敗北確実のボス戦に特攻してる場合じゃありません!!

そんなことをしても、意味ありません!!

 

 

 

 

 

 

 

 

だから意味ないってば(−−;

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・儀式、終わり(汗)。 

さあ、幸い怪我もしなかったことですし、先を急ぎますよっ。

 

 

気休め程度に500薬を飲んで、ゴールドパスに突入。

ここからの敵は厳しいですからね。

前回同様リバース逃げをフルに活用し、ずんずん進むことにします。

 

そう、行けるところまで行ってみますよ!!

 

 

 

 

 

 

初戦不意打ち_| ̄|○

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

ああああぁ〜ヽ(T▽、T)ノ

 

 

 

 

 

 

 

ぱぴゅーーーーーーんと飛んで、あっさりと強制終了。

まあ、お金がないので魂が飛ばなかったことを喜ぶべきでしょうか・・・

 

 

 

というわけで結局、僕の記録は51階。激しく不本意です。

でも45階で一度再構築くらって、最初からやり直してるわけですから

45+51=96で、ついでに四捨五入なんていう素敵手法を用いれば・・・

 

なんだ、実質100階

 

到達したも同然ですね(爆)

 

 

 

 

 

さあ、次はHUMMELの番です。

僕の記録・51階(実質100階)を超えることができるかな!?

やれるものならやってみろ!!

 

 

 

 

HUMMEL:

「うーん、なんか痛そうだからボクはやめとくよ。」

 

 

 

 

 

1回戦終了 (不戦勝)

○ STING

● HUMMEL

 

 

 

 

って、おいっ(。−`ω−)ノ

 

 

 

 

 

HUMMEL、そんなことでいいのか?

ていうか、棄権するなら最初に言えよ!!

あんな必死に奥へ奥へと進んで、あげくの果てに飛ばされた僕が

なんかバカみたいじゃないか(−−;

 

・・・まあいい、不戦勝とはいえ一勝は一勝。

このアドバンテージを保ったまま、一気に完全勝利へ突っ走って

兄の威厳を見せ付けてくれよう♪

 

 

 

STING母:

「さあ、2回戦にいくわよ。

 2回戦は、条件つきDuよ!!」

 

 

 

 

おっ、2戦目にして早くも直接対決か。ふふ、望むところよ。

どんな条件であろうと、僕はその条件のもとでベストを尽くすのみ。

そして、勝つのは僕だ!!

さあ母さん、条件とは何だ? 言ってくれ!!

 

 

 

STING母:

「このDuに設定する条件はただ一つ・・・

 

 攻撃手段は魔法のみ。

 

 

 

 

 

 

・・・へ?(−−;

 

 

 

 

 

 

いやちょっと待てぇぇぇぃ@@;

 

 

 

 

 

 

2回戦終了

● STING

○ HUMMEL

(通算戦績:1勝1敗)

 

 

 

 

 

納得いかねぇ(−−;

 

 

 

 

 

僕のあの黄金一人旅でやっとこ手に入れた1勝が・・・

いまの一瞬でチャラ?

ていうか魔術師と兵士のDuで魔法のみって、意味不明です。

 

戦績上は1勝1敗のはずなのに、なんか2回とも僕ひとり

飛ばされてるのは何故なんだヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

STING母:

「さあ、ラストの3回戦にいくわよ♪ 今の2戦は

 ぶっちゃけ結末を最初から決めてたけど

 今度はホントの真剣勝負だから、2人とも頑張ってね!!

 

 

 

だったら最初から

3回戦だけやらせろやヾ(-ω-;)

 

 

 

 

 

そんなところぶっちゃけなくてもいいよ、と心から思いながら

3回戦の対決種目の発表を待つ僕でありました。

 

後編に続くっ!!( ̄◇ ̄)ノ

 

 

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