第94話 泥沼のmemory
こんにちは、近頃看護婦の下にお金を置くネズミ小僧のような人が いるという噂を聞き、自分もその恩恵にあずかろうと、それ以降 チェックを怠らないSTINGです。
はい、目を充血させて看護婦さんの足をジロジロ眺めるこの姿・・・ ハタから見ればただのド変態ですね( ̄▽ ̄;)
でも、僕にはヤマシイ心など欠片もありません。 看護婦の足なんぞに興味はありません。 変な気を起こしたりするはずもありません。 僕が求めるのは金!! 金のみです!!(←威張ることでもない)
・・・ん? 今のは何かって?
やだなあ、ほんのセクハラですよ(死)。
HORNET: 「ぼっちゃん、何をやってるんですか・・・ ああっ、なげかわしいっ・・・!!(ノ◇≦。)」
さて、そんなおまえにだけは言われたくねぇと 心の底から叫びたくなるような色ボケジジィの戯言はさておき・・・
今日は、初めての記憶取りにいってきました!!
まあ僕もなんだかんだ言いつつも結構たくましかったりするので 36層にわたるダンジョン・深淵を一人でくぐり抜けることぐらい オチャノコサイサイ(激古)ですよHAHAHA!!(= ̄Д ̄)y─┛゜゜
さりげなく怪我しちゃってますが、まあ気にしない方向で・・・^^;
魂も飛んじゃってますが
それもドンマイヽ(゜▽、゜)ノ
しかしこの画像、顔のところだけ切り取るとなんか遺影みたいですね。 ある意味間違っちゃいないけど(−−;
とりあえず深淵を抜けさえすれば、ここのボスは弱いので 多少魂が飛んじゃってたりしても、まず問題なく倒せます。
というわけで・・・
無事(?)記憶GETです!!(≧▽≦)ノ彡☆
どこにログインゲートがあっても瞬時にファンブルグに戻ることができる 素敵アイテムです。これがあれば、気楽に移住ができちゃうわけですね。 さて、コーラルに移住して、高級住宅街に新居を構えてみようかな? それともアケルファで母さんの近くに住むことにしようかな? うーん夢は広がる(〃▽〃)
とりあえず怪我と魂だけ直して、さっそく使ってみましょう。
レッツ記憶初使用!!
ほほう、黒の記憶を使うと、さっきボス戦をした祭壇に飛ぶのか。 ここからどうやってまたファンブルグに戻るのかな? 記憶を使った状態でログアウトとかするとその記憶は戻ってこない、 という話を聞いたことがありますので、慌てず慎重にいきましょう^^
ふむ。赤い竜が画面上下に2匹いますね。 とりあえず話をしてみますか。
・・・あれ? なんか画面が白く・・・
ここはどこ・・・? ファンブルグじゃないですよね、間違いなく。
なんか嫌な予感・・・
いや大丈夫だ。オーケー落ち着けマイハート。 えーと、なんかこの竜の銅像、しゃべってますね。
なんか雲行きが怪しい(−−;
ざわ・・・ざわ・・・!!
ざわわ・・・ざわわ・・・ざわわ・・・・ (←それ違う)
いや僕は、記憶を返してもらってファンブルグに帰りたいだけで・・・ もしかして・・・やっちゃった?
いやいやっ、違う!! 僕の記憶・・・手に入れたばかりの記憶は必ず戻ってくる!! そうかわかったぞ!! この先にNPCがいるんだ、そして 「なーんちゃって脅かしてゴメンネ♪ ホラ、記憶返すからファンブルグで 遊んでおいで〜♪」 ってな感じのドッキリカメラ的オチが待ってるんだそうに違いないッ!!
よし。そのオチを見届けるために、先へ進もう!!
ウェルカム、ドッキリカメラ的展開!! カムバック、記憶!!( ̄◇ ̄)ノ
ああっ絶対違う(ノ◇≦。)
ハイ、素でやっちゃいました。 黒の祭壇にいる2匹の竜。 後で調べたところによると(←先に調べろっつーのヾ(-ω-;))
・画面上の竜=記憶を与えてファンブルグに飛ばしてくれる竜 ・画面下の竜=後戻りのできない更なる先へ飛ばしてくれやがる竜
ということらしいので・・・
初記憶取得後
即喪失完了_| ̄|○
記憶保持時間、2分(推定)。 早かった・・・
しばしの放心状態を経て、歩き出す僕。
奥へ進んでもどうせすぐやられるのは目に見えているのですが このままログアウトするのはあまりにも悔しい・・・ だったらいっそ、飛ばされて強制送還された方が諦めもつきます。
だからリバース逃げで行けるところまで行き、途中で飛んだら終了、 そうだそうしよう。もはや僕に残された道は 進むか飛ぶかだけですヽ(゜▽、゜)ノ
そうは言いながらも、内心では「まあ早々に飛ばされて終わるだろう」 などと思っていたのですが、これが大間違い。
生殺しオンパレード(汗)
飛びそうで飛ばないダメージにより順調に怪我を重ねる僕。 我ながら意外としぶといな〜とかノンキなことを考えつつ、 さらに奥へ奥へと進みます。
そんな中、ふと思い至りました。
「あれ・・・? これって、いつ終わるんだ・・・?」
退くタイミングを完全に逸したことに気付くと同時に、 一斉に脳を駆け巡る治療、魂代、魅力低下、装備消耗などの様々な響き。 そして押し寄せる、激しい後悔の念。
ヤバイ、また泥沼にハマった・・・!!@@;
ダンジョンの10階を過ぎたところで、なんか床に寝てる人登場。 また竜の声が聞こえてきます。
絶対に治らない病気の人にトドメをさすか否か、っていう 問いかけですか。
ていうか僕にさっさと トドメをさして下さい(泣)
という熱い想いのもとに「はい」を力強く選択、 さらに僕の過酷かつ不毛な旅は続きます。
真綿首絞めフェスティバル再開。
ああっもういいからマジで早く飛ばしてくれーーー!!><;
あっ別のもの飛んだヽ(゜▽、゜)ノ
(本日2回目)
魂は飛んでも体は飛ばず。
魂よ、僕を置いてどこへ行くというのか。
願わくば僕も一緒に飛んでいきたい。
そして、ついに最期の時が訪れました。 赤怪我&魂ロスト状態のまま旅を続ける僕が、その異変に気が付く。
あれ、リバースできないぞ・・・?
うわっリバース逃げだけで 6時間使い切っちゃったよΣ(・д・ノ)ノ
もはや、これまでかっ・・・!!
さすがに、もう先へは進めないのか・・・!!
終わりか・・・そうか、終わりなのかっ・・・!!
やったぁ♪(爆)
というわけで、この戦闘が最後と決めました。
最後ぐらいは、格好よくキメて終わりたいものですね。 とすれば、やるべきことは一つ。
渾身の迅速果断で、最後の一太刀を浴びせてくれよう!!( ̄◇ ̄)ノ
長く辛かった泥沼よさらば!! この一撃で・・・フィニッシュだ!! くらえーーーーーー!!
聖 盾 _| ̄|○
今日はとことん、ダメダメですか・・・
しかし、その直後!!
連携炸裂!!そして!!
望み通りの強制送還ヽ(゜▽、゜)ノ
ふう・・・(= ̄Д ̄)y─┛゜゜゜゜
さてと、今日の反省会。
記憶を素で失くしたり、引き際を間違えてグダグダになったりしましたが 最後の最後でキレイに飛んだので、まあ・・・
引き分けですね♪(何がだ)
しっかし記憶失くすなら失くすで、もう少し遊んでからにしたかった(−−;
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