第2話 執事HORNETの憂鬱

 

 

 

 

 

こんにちは、ペットのレオン君を相手取ったドツキ漫才の

練習に毎日さわやかでもない汗を流しているSTINGです。

どうでもいいですがツッコミがきつすぎたのか、相方役の

レオン君がふっとんじゃってます。ごめんね^^;

 

 

さて、レベル20になったばかりということで、いま僕はR3の

装備への切り替え真っ最中。

先ほども新しくR3の鎧を買ったばかりで、ウハウハです♪

でも、そのせいでちょっと財布がさびしくなってきましたので、

こんな時こそ彼の出番というわけです。

 

お〜いHORNET、小遣いくれよ〜^^

 

 

 

 

HORNET:

「坊ちゃん、小遣いはこの前あげたばかりではありませぬか。

 もう使ってしまったのですか? 無駄遣いがすぎるのでは・・・」

 

 

うるさいよ。金は使うためにあるんだよ!!

僕が使わなきゃ、おまえは何のために稼いでくるんだ?

僕が使うからこそ、おまえが稼ぐ意味、つまりおまえの

生きる意味があるというものだろ。

いいからさっさと金持ってこい!!

 

 

 

・・・失礼しました。

彼は僕の執事のHORNET。ちなみに僕の中では

「執事」と書いて「ドレイ」と読みます。

 

内職で靴職人をやってます。

僕が買い物をしたり遊んだりするお金を稼ぐのが仕事のくせに

たまに偉そうに説教なんてしてくるものだから困ったものですね。

 

HORNETよ、小遣いはいつものように西門近くの倉庫に置いとけ。

あとで取りに行くから。

 

 

 

そんな悲しそうなポーズするなよ^^;

 

 

ちなみに右側は、運び屋のドミトエフ君です(どうでもいい)。

 

 

HORNET:

「あのう・・・坊ちゃん。R3の鎧を買ったとおっしゃいましたが、

 ということは今まで着けていたR2の鎧が余ってますよね?

 私の鎧もたいがい古くなってますので、

 もしよろしければ、 お下がりを頂けないかと・・・」

 

 

 

 

 

 

おまえ、まだそれ着てたのか。

 

 

 

 

 

 

・・・まあ、おまえはR1の防具なら自分で修理できるし、

特に敵が強い所を歩き回るわけじゃないだろうから

別にいい鎧なんて必要ないだろ?

もうちょっとそれ着とけ。

 

 

HORNET:

「ぼ、坊ちゃん・・・

 私だってたまにはいい服を着てみたいです><;」

 

 

 

 

うーん、そうか。

 

 

 

 

なるほどね。

 

 

 

 

 

でもダメ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

その修験者の服、最後まで修理しまくって着つぶせ。

そっちの方がおもしろい。

 

その代わりと言っちゃなんだが、いい物をあげるよ。

倉庫に置いといたから、ありがたく持っていけ♪

 

 

HORNET:

「おお、何を頂けるのでしょうか!?^^」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HORNET:

 

「働けってことですか(泣)?」

 

 

 

 

 

 

 

さすが察しがいいね。その通り。

 

それを使ってガンガン靴作ってガンガン稼ぐように。

で、その儲けをさっさと僕に納めるように♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい年こいて、

 

泣きながら仕事すんな。

 

 

 

 

 

 

 

そこ、仕事さぼって

 

おばちゃんナンパしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力尽きるな〜!!(怒)

 

 

 

 

 

 

 

まったくもう、使えないことこの上ないですね。

 

そんなわけで、僕の執事HORNETとは、こんな奴です。

これからもビシビシしごいていきますよ!!

 

 

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