第16話 さらば靴職人

 

 

 

 

こんにちは、画像合成という未知の技をわざわざ学んでまで、

一族集合会議を実現させてみたSTINGです。

(注:STINGとHORNETは同アカウントです。念のため。)

でも、めんどくさいからもうやりたくないです。

 

 

さて、そこまでして会議をするからには当然、重大な議題があるのです。

親父もHORNETも、よーく聞くように。

 

 

 

 

実は、いつもお世話になっている行きつけの鑑定士さんが

近々キャラデリートするらしい。

 

BUZZ:「ほう、それは困ったもんだのう。」

HORNET:「そうですね。困りますよね。」

 

外で物を拾ってから、いちいち鑑定士さんを探して1サバを

うろうろするのは面倒くさくて、性に合わん。

 

BUZZ:「うむ、私もそうである。」

HORNET:「そうですね。合わないと思います。」

 

そこで提案。

うちら一族の中で、誰かが鑑定士に転職する、ってのはどう?

 

 

BUZZ:「おお、名案だ。私らの中の誰かがのう。」

 

HORNET:「・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げんなコラ。

 

 

 

 

 

 

 

もう気付いているようだけど、HORNET、

 

おまえ鑑定士になれ。以上。

 

 

 

 

 

↑普通に落ち込むHORNET。

 

確かにHORNETも、既に神匠とか呼ばれたり、今や技を

星に翳しちゃったりする域に達しているので、未練はあるとは

思います。

 

 

 

 

 

 

でもおまえ、作ってるの

 

運動靴だけじゃん(爆)。

 

 

 

 

 

 

 

おまえはナイキか何かの下請け業者かい!!ってくらい

運動靴ばっかり作ってるんですよ、彼。

それだったら別に、鑑定士やりながらでもできますよね。

 

ていうかむしろ小遣い稼ぎのために、運動靴作りは続けて

もらわなきゃいけないんですが。

 

 

 

HORNET:「わかりました・・・でも、転職する前に、

        一度だけでも作ってみたいものがあるんです。」

 

 

 

 

ふむ、いま現在彼が作成可能な最高級品・バイキングシューズか。

 

そういえば、作成スキルはR5だというのに、実際に彼が作成

したのはR3のウォーシューズが最高でしたね。

 

いいだろう。許す!! 

靴職人としての最後の作品だ、頑張って良品を作ってみろ!!

 

 

 

 

 

 

 

というわけでHORNETは、バイキングシューズの材料として

金・銀・純銀の延べ棒を入手するため1サバ東門周辺で

売り人を待つことにしたようです。

 

そういえば、看板を出して場所を構えるのは地味に初めて。

 

看板用ペットとして残していたオットーバットが、ようやく日の目を

見ることができたというわけですね♪

 

頼むぞ、オットーバット!!

 

 

 

 

 

 

 

逃げ出す看板。

 

 

 

 

 

 

 

 

しまった・・・テイムくらい覚えさせておくべきだった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

慌てて看板ペットを追いかけるHORNET。

 

まわりにいっぱいいる人達の視線が痛い・・・

 

 

素で恥ずかしかったです><;

 

 

 

 

 

・・・というわけで、HORNETでは看板ペット設置が不可能な

ようですので、仕方ありません。

大サービスで、僕が代わりにやってあげることにします。

 

 

 

 

 

よりによってゾンビか・・・^^;

 

 

 

 

 

見栄え重視である看板としては極めて不適切な人選。

 

だって仕方ないじゃないですか、レベルの低いペット達は

どっかのおっさんが片っ端からぶった斬る

ものだから忠誠度が揃いも揃ってゼロなんですよ(泣)。

 

このゾンビは先日怪しい洞窟で放置されてたのを拾ったやつで、

レベル17です。なんとなく残しといてよかった・・・

 

 

 

 

そんなわけで無事設置完了。

あとは売り人が来るのを待つだけです。

 

この「待つ」ということが、こらえ性のない僕にとってはなかなか

困難なことでありまして・・・

でも、今日は頑張って、待ちます!!

 

待つ・・・

 

待つぞ・・・

 

待ちまくるぞ・・・

 

 

 

 

 

 

・・・そして、数分後!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容変わってるし(爆)

 

 

 

 

 

 

 

だってぇ〜、誰も売りに来てくれないんだもの〜><;

 

それに、兵士のクエストであるゴブリンハウスもいいかげん

行かなきゃと思ってたしぃ〜。

 

 

というわけで、

 

 

 

 

さくっと脇道にそれてみました。

 

 

 

 

 

 

 

・・・いかんいかん、本来の目的に戻らなくては^^;

 

 

 

 

その後、買ったり貰ったりで、なんとか材料収集完了。

 

もちろん1個分しか集めてません。

 

 

 

 

さあHORNET、準備は整ったぞ!!

一球入魂ならぬ一足入魂の心意気で、最高の作品を

作り上げてみるんだ!!

 

おまえのために、最高の舞台を用意してやったぞ!!

 

この場所で精神を集中して、作成にあたってくれ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HORNET:

 

「落ち着きません><;」

 

 

 

 

 

 

 

うるさいよ。文句が多いぞ!!

 

さっさと作れい!!

 

 

 

 

ゆけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎゅいーーーーーーん

 

じゅばばばーーーーーーん

 

どががががーーーーーーん

 

ずべべべべーーーーーん

 

(↑イメージ音響)

 

 

 

 

 

(有)久韻様のデータベースによると、バイキングシューズの

能力範囲はDEF+12〜17・AGL+18〜22とのこと!!

 

さあ、どんなものができたかな!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・???(  ̄◇ ̄;)

 

 

 

 

 

 

 

 

び・・・微妙に、良い・・・のか?

 

 

 

 

 

 

・・・うーん・・・

 

 

 

 

 

おい、HORNET。

 

 

 

 

 

 

 

リアクション取りにくいもの

 

作るなーーーーー!!(怒)

 

 

 

 

 

 

 

良品ならめっちゃ良いやつ、ダメならどうしようもないゴミ品、

それが無理ならその中間くらいで「微妙!!」と言い切れる

ような靴を作れよ!!

 

「中の上」って一番タチ悪いぞ!!

 

相変わらず空気読まねーな!!

 

 

 

 

 

 

というわけで罰として、いつぞやの帽子(第4話参照)は没収。

 

 

 

 

コレでもかぶっとけ(鬼)。

 

 

 

 

 

そんなわけで、HORNETの靴職人としての人生は

終わりました。

次回登場する時には、鑑定士となっていることでしょう(たぶん)。

 

 

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