第72話 偽者たちの宴

 

 

 

こんにちは、アケルファで別居中の母親が突然海を渡って

会いに来てくれたので港まで迎えに来てみたSTINGです。

 

母さん、いきなり来るなんて言うからびっくりするじゃないか。

何かあったの?

 

 

STING母:

「実は・・・あなたのお父さん・BUZZともう一度やり直そう

 かと考えてるの。

 あの人も、以前はどうしようもない不良中年だったけど

 今はちゃんとしたお医者様として頑張ってるみたいだし、

 今ならうまくやっていけるかもと思って・・・」

 

 

ええっ、マジで!?

帰ってきてくれるの!?

 

・・・でも母さん、親父は今はもう医者じゃないよ。

 

 

STING母:

「えっ、お医者様じゃないの? じゃあ今は何の仕事を?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行かないで母さーん(泣)

 

 

 

 

 

 

というわけで最近、不良中年どころか変態中年化している

うちの親父は、再婚のチャンスを逃した模様。

まあ無理もない(−−;

 

 

残念ですが、気を取り直して普段の生活に戻ることとします。

今日は久しぶりにまだ時間も早いことだし、ギルドのたまり場に

顔を出して、いつものようにバカ話でもしてれば気も晴れる

ことでしょう。

 

 

 

たまり場で、いつもの顔ぶれや最近入った新人さんと一緒に

マッタリと今後の世界経済について語り合う(大嘘)ひととき。

やっぱり、落ち着きますねぇ。

 

・・・ん?

 

なんか感じる。

 

なんでしょう、この違和感は?

 

 

 

 

 

 

ってHORNET、なぜおまえが

 

ここにいる!!Σ(@д@ノ)ノ

 

 

 

 

ていうか、あり得ないですから!!

僕とHORNETは同一アカウントの表裏なので、画像合成でも

しない限りは、2人が同じ場所に居合わせることはない筈です!!

 

 

HORNET?(未鑑定):

「なぜここにいるだなんて、冷たいですねぼっちゃん。

 毎日尽くしている私に対して」

 

 

 

 

 

誰なんだお前はぁぁぁ@@;

 

 

 

 

 

やたらと目がギラついたHORNET・・・怪しすぎ(−−;

 

レベル1だし無職だし、『同一キャラ同一ネーミングOK』と

されるこのXG界だからこそ存在し得る、同名の偽者キャラですね。

でも、誰だこんな暇・・・もとい、粋なことをするのは!!

 

ちなみに、僕自身の仕業ではありません。

身に覚えがありません。

記憶にございません。

いや、アカウント余ってたらネタの為にとっくにやってたでしょう。

やってただろうともさ^^;

 

というわけで誰だ? 誰なんですか貴方は?

 

 

HORNET?:

「誰と言われましても。

 だから、HORNETですよぼっちゃん。」

 

むむむ・・・

そうですか、そんなに自分が本物と言い張るのであれば、

こちらも本物として扱わせてもらうとしましょう。

HORNET、Duやるぞ!! それすなわち、

理由なきお仕置きタイムだ!!( ̄◇ ̄;)ノ

 

 

 

HORNET?:

「まけませぬよ!!」

 

 

なんなんだ、そのわけわからん自信は・・・@@;

HORNETの分際で生意気な・・・ぶちのめす!!

 

 

 

 

夢の対決実現。

 

 

 

 

ふふふHORNETよ。

「負けません」とかほざいたその大口、後悔させてやる。

二度とそんな口がきけないよう、しっかりと調教してくれよう。

ゆくぞぉ!!

 

 

 

 

 

おい、コラ(。−`ω−)ノ

 

 

 

 

 

HORNET、開始即逃走。

 

 

 

 

 

 

HORNET?:

「まけませんでした♪」

 

 

なんだその屁理屈は!!

 

一休さんかお前は!!

 

 

 

 

そんな感じで、STINGvsHORNETの夢の対決は

決着つかずという形になってしまいましたが、そのままで

終わらせるのも何ですので・・・

 

 

 

とりあえずその場にいた皆さんと一緒に仲良く撲殺♪

 

 

 

 

 

あら素敵(〃▽〃)。

 

 

 

そして更にその後、崩撃R10により単独で13,000ダメージを

たたき出す鬼も現れたりで、花火大会のようにポンポンと

空に舞い上がるHORNET。

 

ていうか、本物だろうが偽者だろうが役回り一緒やん(笑)。

 

 

 

 

そして一通り飛んだ後、何事もなかったかのように

談笑するHORNET。

偽者も相当たくましいですね。

ていうか結局誰なんですか貴方は。

 

 

・・・ん?

 

 

また今の光景に、違和感を感じる・・・

 

 

おや?

 

 

 

 

 

僕がもう1人いるぅぅぅ@@;

 

 

 

 

 

今度は僕の名を騙る偽者が出現。

どうやらこれも正体は、偽HORNETと同じ人物のようです。

2体目投入ですかっ!!ヽ( ̄◇ ̄;)ノ

 

2人の新規キャラが即座に出撃できるとは、恐るべき動員力。

むしろ余ってるなら僕にくだs(ry

 

 

 

とか言ってる間に、そこに座っていたはずの偽HORNETが

突如消え、現れたのはまたしても偽STING。

間違いなく、今作り直してきましたね(−−;

 

 

そんなわけで、気がつけば僕を合わせた3人の『STING』が

会話を交わす意味不明な状態になっておりました。

 

以下は、その時のログです。

 

22:54:28 へびちゃ: ぇとどなた?w

22:54:36 STING: STINGです

22:54:39 STING: STINGです

22:54:39 STING: いやいやw

22:54:52 STING: なんだSTING文句でも在るのか

22:55:00 STING: うるさいぞSTING!

22:55:00 STING: 文句でもあるのか

22:55:10 STING: おまえこそうるさいぞSTING

22:55:17 STING: 黙れSTING

 

 

もう何が何やらヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

 

 

自分が今のログの中のどのセリフを言ったのか、

既に自信なし・・・

 

 

 

・・・OK、わかった。

手を握ろうではないかSTING君。そしてSTING君も。

僕もSTING、君もSTING。あなたもSTING。

STING同士仲良くしよう。

僕らが協力すれば、こわいものなどないさぁ♪

 

そう、今こそ力を結集する時!!

 

 

 

 

ビバ・STING軍団( ̄◇ ̄)ノ

 

 

 

ちょっと忍者クエとかのボスになった気分♪

(明らかな偽者が一人まざってますが、そこはスルー)

 

 

 

 

 

 

そして軍団壊滅(激早)

 

 

 

 

 

所詮はレベル1の寄せ集めに過ぎないSTING軍団、

飛ばされる奴もいれば真っ先に逃げる奴もいたりで大惨敗・・・

 

 

↑それでも陽気なSTING軍団。何の決めポーズだ(笑)。

 

 

 

と、そこへ、一人の女性が近付いてきました。

あれは・・・母さん??

 

 

STING母:

「STING、さっきは急に帰ったりしてごめんなさい。

 落ち着いて考え直したんだけど、BUZZが医者だろうと

 看護婦だろうと関係ない。大事なのは貴方よ。

 貴方の為に、私はBUZZと仲直りして家に戻るべきなの。

 STINGは、私のたった1人の息子なんだから。

 

 そう、たった1人の・・・」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待ってぇ母さーーーーーん

 

これにはワケがーー(泣)

 

 

 

 

 

 

 

母、ショックのあまり帰国。

どないやねん(T_T)

 

その後もSTINGだらけの宴は続き、偽者はさらに増殖。

偽者っていうかモンスに名前つけただけなのですが、例えば

ゾンビの『腐敗STING』(ひでぇ><;)とか

グリフォンの『STINGっぽい』(どこがやねん)とか

フェイクラットの『STINC』(ちなみにレベル97。強っ)とか。

 

もはや似せる気すらないらしい・・・(−−;

 

 

 

そんな収拾のつかないカオス状況から、いつの間にか元凶の

偽STING・偽HORNETは姿を消しておりました。

 

しかし、この偽者の正体はやがて判明することとなりました。

ていうか、レヴさんには一発で見抜かれてたようだし。

すごいなレヴさん^^;

 

そう、この混乱の元凶、黒幕はこのお方。

 

 

 

かの高名なFLASHマスター・某Aんとん氏です!!

 

 

 

 

まったくもう、Aんとんさんったら、僕の偽者を送り込むだなんて

とんでもないことをしてくれるものです。

ここは、この場を借りてビシッと言っておかねば!!

 

ちょっと、Aんとんさん!!

 

 

 

 

 

ネタ提供、

 

ありがとうございました!!(爆)

 

 

 

 

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