第65話 BUZZ院長の苦悩

 

 

 

こんにちは、TOPに使うような画像が特になかったので

画像編集を覚えた頃になんとなく作ったまま未使用に

なっていたものを引っ張り出して使ってみたSTINGです。

 

うーん、なんていうか。

 

全てにおいて微妙な感じ(−−;

 

 

 

 

顔の貼り付け方の荒さとか、やる気のないポーズとか、

「やあ」なんていう中途半端なテンションとか・・・

そりゃお蔵入りにもなるわなーって感じです^^;

 

 

さてそんな全く意味のない導入はさておき、今日は

皆さんご存知僕の親父・BUZZの近況にスポットを当てて

みたいと思います。

 

というのは、先日親父の部屋に遊びに行ったとき

みつけたんですよ、親父の日記を♪

 

 

どうでもいいけど何もない部屋だな(笑)。

 

 

HORNETと同様(第21話参照)、親父も日記を書いて

いたんですねー。似合わねー。超似合わねー。

あの外道中年がどんな日記をつけているのか、これはもう

一心不乱に読みふけってみるしかないでしょう!!( ̄◇ ̄)ノ

 

 

 

△月★日

 

 

 

今日も我がBUZZ医院に患者が来ない。

熟練医師にランクアップしてすぐに開設して以来、いまだ1人

たりとも患者が訪れないとはどういうことだろう。

 

自分で言うのも何だが、私の治療の腕は確かだ。

これは、広報担当のあいつの手腕に問題ありと考えるほかは

あるまい。

 

 

 

八百屋かおまえは。

とりあえず、あとでぶった斬ることとする。

 

 

いや、BUZZ医院て・・・@@;

息子の僕が、存在すら知らなかったんですが。

 

あと、看板にペット使うならもうちょっと選んだ方が(−−;

 

 

△月◎日

 

 

 

 

 

暇だ。

 

 

 

 

 

 

非常に困った。

数限りなく実験台ペットを飛ばして身に付けたこの治療の腕を

ふるわなければ、散っていったペット達に申し訳が立たない。

 

 

ああ、患者はいないか!! 患者は!!

 

 

 

 

 

 

とりあえず、助手を斬った。

 

 

 

 

 

記念すべきBUZZ医院第1号患者は、助手であった。

これで、わが治療の腕を存分にふるうことができる。

実験台ペット達も報われることであろう。

 

 

 

 

その後、HORNETを患者第2号にしてやろうと思ったら、

どうやら危険を察知して逃走したようだ。

 

さすがに長年キャリアを積むと、変にカンが鋭くなるらしい。

 

 

親父・・・何か違うぞ。

 

何かが激しく間違ってるよ!!><ノ

 

 

△月*日

 

 

いったんやると決めたことは、最後までやり通す。

 

これは、とても大事なことだと思う。

 

 

 

 

 

 

というわけで、HORNETを

 

見つけ出して斬り捨てた。

 

 

 

 

ただ問題は、なぜ彼を斬ろうと思い立ったのか、それが

思い出せないことである。

全く思い出せない。年はとりたくないものである。

まあ、忘れるくらいなら大したことでもないのだろう。

 

 

 

△月▼日

 

 

これはまいった。

 

予想外であった。

 

私の知らないところで、こんなことになっていようとは。

 

 

 

 

   

 

 

助手、脱走寸前(爆)

 

 

 

 

 

いつの間にそんなに嫌われたのだろう。

奴に関しては、わりと大事に扱っていたはずなのに。

 

せいぜい、先日患者第1号になってもらった時になかなか

怪我しないものだから

 

 斬る→リヴァイブ→また斬る→リヴァイブ→またまた斬る

 

を繰り返したぐらいなものなのに。

 

 

実験台ペットなら、忠誠下がろうが逃げようが知ったことでは

ないのだが、さすがにこの助手はマズい。

このメイジゴーストは、中島朱実さんが命がけで獲ってきて

くれたもの(第47話)で、そいつに脱走されたとあっては

さすがの私も、中島さんに合わせる顔がない。

 

仕方ない、不本意ではあるが助手に謝ることにしよう。

 

謝るからには、土下座して、額を地面にこすりつけて・・・

そうすればきっと、私の思いは伝わるだろう。

 

さあ、謝りに行こう!!

 

 

 

 

 

まあ彼も謝ってるから、

 

許してやってくれ(= ̄Д ̄)y─┛

 

 

 

 

 

これにて一件落着。

 

HORNETはなぜ自分が謝ってるのかわかってないようだが、

そんな些末なことを気にしていては大物にはなれんな。

 

 

 

△月$日

 

 

相変わらず患者が来ない。

なぜなんだ。

東門近くの病院のあのハゲは法外な治療費をふんだくって

ウハウハ言ってるというのに・・・

 

 

確かに、彼の腕前は大したものだ。

赤怪我だろうが何だろうが、100%の確率で一発で治す。

しかしそれにしても、ぼったくりすぎだ。

その金で看護婦もいっぱい雇って、ハーレム気分を味わって

・・・ん?

 

 

 

そうか、看護婦か!!

 

 

 

病院には看護婦、白衣の天使がつきもの。

BUZZ医院には看護婦がいない。

だから患者が訪れないのか・・・!!

確かに、どうせ病院に行くなら綺麗な看護婦さんがいる

ところに行きたくなるというのは男のサガである。

 

しかし、看護婦を雇う金もない。

どうしたものか。 

 

自分が医者兼看護婦になってしまうというのはどうか。

・・・おっ、これってわりと名案かも?

とりあえず、白衣をどこかで調達して

自分で着てみることにしよう。

 

うん、そうしよう。明日、決行だ!!

 

 

 

・・・っておいおい、なんかヤバイ方向に話が・・・

 

ちょっと、次のページめくるのが怖いなあ・・・@@;

 

 

 

△月%日

 

 

 

白衣を手に入れた。

女性モノしかないのが残念だ。

 

なんせこの世界においては看護士ではなく看護婦、つまり

女性限定の職業だからやむを得ない。

 

それはそうと、さっそく試着だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おぇっ_| ̄|○

 

 

 

 

 

 

・・・やっぱ読まなきゃよかった(ノ◇≦。)

 

こんなド変態が僕の親父とは・・・

 

そりゃ母親も逃げ出すっちゅうねん。

 

 

 

・・・あ。

 

 

 

 

 

 

BUZZ:

「貴様ぁーーーっ!!

 私の日記を読んだなーー!!」

 

 

や、やばい。

親父が怒りのアフガンモードに@@;

 

日記を盗み読みしたのは全面的に僕が悪いし、

ここは平身低頭、謝りまくるしかない!!

 

 

 

 

 

 

 

どうぞ煮るなり焼くなり。

 

 

 

 

 

 

 

・・・って、発想が親父と一緒やん。

やっぱり僕はあんな変態中年の息子なのかぁ(−−;

 

 

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