第30話 燃える新人、燃え尽きる 

 

 

 

こんにちは、なかなか王宮兵士になれないことにイラつくあまり

ついつい大上司である王様に乾坤をぶちかましてしまい、

また出世が100万年遅れたSTINGです。

ていうか死刑ですよねどう考えても。

 

 

 

 

まあ、まだレベル45になったばかりですので、王宮兵士なんか

なれるわけもないんですがね。

 

・・・ん? レベル45? 

 

45といえば・・・やるべきことがあるのでは?

 

 

そう、炎デビューですよ♪

 

 

 

おそらくこれから何度もやって来ることになるであろう炎の洞窟、

やはり最初はキッチリ挨拶をしておくのが礼儀というもの。

でも、たかだか挨拶に行くのに保護者同伴っていうのもなんか

小学生みたいですよね。

 

 

 

というわけで、一人で来てみました。

 

 

 

非常に見にくい受付の人(↑)に話しかけ、いざ突入です!!

うっしゃあ、気合入れてくぞ!! 炎だけに燃えてきたぞ!!

 

はじめましてーー!! 新入りのSTINGですーー!!

今日初めて、この炎の洞窟にお邪魔しますーー!!

今後ともどうぞよろしくお願いしますーーー!!

 

 

 

 

 

し〜ん。

 

 

 

 

 

あれ、・・・・誰も出てこない・・・・

次の階に進んでみましょう。

 

う〜ん、現れませんね・・・

皆さん、聞いてらっしゃいますか〜?

 

そうか、次の階で皆さん揃って迎えてくれるんですね?

わくわくわく。

 

・・・・出てこないなぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまだ、エンカウント無し。

 

 

 

 

 

 

そんな、激しくシカトしなくたっていいじゃん_| ̄|○

せっかく挨拶に来たっていうのに・・・

 

これって、いわゆる新人イビリってやつですか?

 

 

 

 

 

おおっΣ(・д・ノ)ノ

 

 

 

 

宝箱っすかーーーー♪

 

こんな奥深くにある宝箱、これは期待しちゃいますね〜。

ありがとうございます炎の洞窟さま、

デビュー記念品として、ありがたく受け取らせて頂きます!!

 

 

 

 

 

 

ぱかっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_| ̄|○

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あの、そういう陰険な嫌がらせ、いいかげんに

してもらえますか!?

てか新人だからって、なめんのもいい加減にしろやーー!!

隠れてないで、さっさと出てきやがれーーー!!

 

 

 

・・・と、その時!!

 

 

 

 

ブシュウッッッ!!

 

という例の音と共に、ついに炎の洞窟初エンカウント!!

 

それまで遠巻きに様子を窺っていた、炎の洞窟に巣食う

恐るべき魔物の群れが一斉に現れるっ・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、2匹ですか。

 

 

 

 

 

激しくやる気のないお出迎え、

 

ありがとうございます(爆)。

 

 

 

 

 

 

ここまでコケにされて、黙っているわけにはいきません。

僕も僕なりの挨拶をさせていただきます!!

 

 

 

レッツ・マイムマイム!!

 

 

 

 

ま〜いむま〜いむま〜いむま〜いむ・・・♪

 

 

 

 

まいむ、べっさっそーん♪

 

 

 

 

むきむきっと巨大化。

 

 

 

 

 

 

踏み潰せやオラァァァァ

 

 

 

 

 

 

 

やばい、快感です^^;

 

 

 

 

 

どうだ見たか!? 炎の洞窟の魔物どもよ!!

新人だからって、甘く見ると痛い目にあうぞ!!

 

もっと、気合入れてかかってきやがれーーーー!!

 

 

 

 

べきぃっ!!

 

めきゃっ!!

 

ぼふっ!!

 

ずがしゃーん!!

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい僕が

 

悪かった勘弁して><;

 

 

 

 

 

 

 

そんないきなり本気出さなくてもええやん(泣)

 

 

 

 

 

 

 

それでも、なんとか16階に到着。

 

そろそろボスとご対面なのかと思いきや、ここからもまだ先は

長いようです。

入口のところにいた見にくい受付嬢(違)がここにもいたので

とりあえず話しかけてみることに。

 

 

 

 

いや、正直もう帰りたいっす。

 

 

 

 

 

 

無理です。

 

 

 

 

 

もう、いいですよね?

ここまで来たら十分ですよね?

洞窟の皆さんにはさんざん可愛がってもらったし、

新人として顔も覚えてもらったことでしょう。

 

既にピンク怪我してるし、LPはもちろん、FPも尽きてます。

もう駄目です。もう進めません。帰りましょう。

 

どうも、お疲れ様でした〜♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、だから

 

 

帰ろうってば(爆)

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、理性の方は間違いなく「帰れ」と叫んでいるのですが、

僕のこの燃えたぎる魂はそれを許そうとしないのです!!

 

頼むよおっちゃん・・・

この体、真っ白に燃え尽きるまで、やらせてくれよ・・・

 

というわけで突撃ーーーーーー!!

 

 

 

 

 

ばこっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度炎に行くときは、PT組んで行くことにしましょう。

(いや、それが普通だろ)

 

でもまあとりあえず、魂を呼び戻してもらうのが先決ですね。

大聖堂の司祭さん(↑)には、「またお前かよ・・・」みたいに

思われてそうでちょっとイヤ^^;

いっそ、回数券とかポイントカードとかくれません? ねえ。

 

 

 

〜 おまけ 〜

 

 

この前僕が一瞬イメチェンをしたことに影響を受けた親父が、

「私も!!」てな感じでやってみたそうです。

 

 

さて、どんな風に変わるのでしょうか?

 

 

 

 

 

ぽちっ。

 

 

 

 

 

 

BUZZ怒りのアフガン。

 

 

 

 

 

・・・いや、全く意味はありません。

でもとりあえず怖いよ親父^^;

 

 

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