第２１話 彼の日記
先日、妙な噂を耳にしました。
「ＨＯＲＮＥＴが、女の子を連れ歩いている」と。
それは聞き捨てなりません。
しかも詳しく聞くとその女の子というのは、
『色白で、ちっちゃくて、かつナイスバディ』とのこと。
そりゃますます聞き捨てならん。
こらぁーーーＨＯＲＮＥＴ！！
おまえいい年こいて何やっとんじゃ、このエロジジイーー！！
その色白でちっちゃくてナイスバディな女の子って誰なんだ！？
モンスターかよ。
・・・いや確かに色白でちっちゃくて、ナイスバディかもしれん。
でも、いいのかそれで？
それで満足なのか？
ていうかＨＯＲＮＥＴ、
手つきがやらしいぞ。
そんなことだから巷で、
「ＢＵＺＺはおじさんだけどＨＯＲＮＥＴはオヤジだよね」
とか言われるんだよ・・・
というわけで、あらためてこんにちは。ＳＴＩＮＧです。
前置きが長くなってしまいましたが、最近ＨＯＲＮＥＴがあまり登場
してこないせいか、「ＨＯＲＮＥＴさんは元気にしてますか〜？」
とかお問い合わせを受けるので、今日は彼の近況を報告します。
もう僕がアレコレ語るより、彼が毎日つけてる日記を読む方が
早いですよね。
実は、彼の日記を発見したんですよ。
目の前に日記が置いてあったら、そりゃあ読みたくなりますよね。
ていうか当然読みますよね。むしろ読み倒しますよね。
それを我慢できるのは南ちゃんの日記を読まなかった達也くん
くらいのものです。
さあ、ＨＯＲＮＥＴの日記、何が書いてあるのかな〜♪
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○月△日
今日もまた昨日同様、魚の鑑定によるスキル上げ。
通りすがりのＢＵＺＺ様からは
「そんなもん、鑑定しなくてもスズキだってわかるだろ」
と至極ごもっともな突っ込みをくらいました。
そんなこと私だってわかってますよ！！
スズキだとわかっていても、鑑定をする！！
かつ、わかっていても激しく失敗をする！！
それが鑑定の道なのです！！
ていうか、歩きたくて歩いてる道じゃないですけどね（泣）！！
そんなことよりも、もらった魚を目の前で何十匹と捨ててるので
魚屋さんの視線が痛いです。
そのうち刺される気がします。
どうせ刺すなら、ＳＴＩＮＧ坊ちゃんを刺してくれないかなあ・・・
そしたら私も、もうちょっと幸せな生き方ができる気がします・・・
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○月×日
とても疲れました。
もういいかげん、頭がおかしくなりそうです。
この魚、見飽きたとかいうレベルじゃないです。
今ならもうスズキと会話すらできそうな気がします。
見てるものが見てるものなだけに、今の私の目、
まさに死んだ魚の目みたいになってます。
おおっ、私ウマい！！ 座布団５４枚！！
って、座れるかーーーい ヘ(..、ヘ)☆＼(゜ロ゜ )
うははははははははははは。
ひゃーーーはっはっはっはっはっは。
怪物くんのオヤジ風に笑うと、ゲボハハハハハハ♪
・・・とまあ、これくらいテンションを上げないと、なんか
生きてることを実感できないんですよ。
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○月★日
今日は、久しぶりに外の空気が吸えます！！
また例によってＳＴＩＮＧ坊ちゃんの気まぐれ命令です。
「ちょっと衝動買いしちゃって5000ゴールドほど損したんだ。
運動靴作って損失補填しとけや。」
だそうです。
普段ならムカついて仕方がない坊ちゃんの命令ですが、
今日ばかりは嬉しく感じました。
とにもかくにも、今日は魚を
見なくて済むんだ・・・（感涙）
というわけで、鹿の皮を採りに行ってきました。
久しぶりの太陽の光が気持ちよかったです＾＾ｖ
でも横で待ち構えてる人、
激しく感じ悪かったです（爆）
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○月※日
また魚屋に逆戻りです＞＜；
もらう・・・・見る・・・・捨てる・・・・
もらう・・・・見る・・・・捨てる・・・・
もらう・・・・見る・・・・捨てる・・・・
もらう・・・・見る・・・・捨てる・・・・
もう嫌じゃあ〜、魚嫌い〜！！
いやぁーーーーーーーーーーーーーー
いやぁーーーーーーーーーーーー
いやぁーーーーーーーーーー
ＳＴＩＮＧ死んでくれ。
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○月Ш日
つ、ついにこの時が来ました・・・！！
鑑定がレベル４になりましたーーーー！！
最後は、古銭で締めました♪
ううう、これでもう魚とはオサラバです！！
うれしいよぉーーー！！
記念すべき鑑定品となったコインを持ってきてくれたＰｏｎｙと
一緒に記念撮影。一緒に喜んでくれました＾＾
いい子です。私があと５０歳くらい若かったらこのまま
市役所へ拉致して婚姻届に印鑑押させるところでした（おい）。
ていうか、あれだけ「さっさとレベル上げろ〜上げろ〜」と
うるさかった坊ちゃんからは、祝福やねぎらいの言葉は全く
ありませんでした。
全くあのやろう、人の心ってのを持ってないんでしょうか。
地獄に落ちて欲しいですねマジで。
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○月��日
レベル４になったということで、今日は脱見習ツアーです。
靴職人の頃に既に一度経験しましたが、いわゆるカレークエ
というやつです。
例によって坊ちゃんの命令で、生産系専用の抜け道は使用不可、
装備はあいも変わらず修験者の服＆緑ヘルメットといったところで
ウィルノアへ向かいました。
そりゃもう当然のごとくズタボロです＞＜；
ピンク怪我して、死ぬ思いでたどり着いた私を待っていたのは
坊ちゃんのこのセリフでした。私は一生忘れないでしょう。
ＳＴＩＮＧ：
「うーん、たいして面白くなかったな。ボツ。」
お願い誰かこいつを
殺してください＞＜；
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ほほーーーー
ＨＯＲＮＥＴの奴、相当僕のことが嫌いのようですね・・・
ずいぶん好き放題、過激なこと書いてくれちゃって・・・
あ。
ＨＯＲＮＥＴ：
「ぼ、坊ちゃん、まさか私の日記を・・・」
うん、読んだよしっかりとね♪
ぶっとばす♪
とりあえずしっかりとお仕置きした後、反省室がわりに
また魚屋に放り込んで、レベル５目指して頑張ってもらう
ことにしましょうね〜。ふふふ＾＾
（ 以下、追記 ）
↑ここまで書いて公開したら、親切なお方から丸トク情報着弾。
どうやらアイシャ島で「ガラクタ？」をもらって鑑定する方が
魚屋よりもずっと効率がいいとのこと。
なんと、鑑定品のランクが上であるのみならず、鑑定後売却も
できるとか！ すばらしい♪ 全然知らなかったですよ〜。
ＨＯＲＮＥＴ、よく聞け！！
今までのおまえの苦行は、
はっきり言って労力のムダ
だったらしいぞ！！（鬼）
ゲストブックから情報をご提供頂きました、
名前の読みが難しいお方（調べないと読めませんでした＿|￣|○）、
および某サイト管理人様、ありがとうございました〜m(_ _)m
今後ともお気づきの点等ありましたら是非よろしくです〜。