第19話 感動物語 〜僕とダチョウ
こんにちは、先日ヒンメルへ行く途中、臨時船長Ponyの
あまりにも乱暴かつ下手極まりない運転のために
船から振り落とされそうになって死ぬ思いをしたSTINGです。
ところで、Ponyは一時期毎度のように登場してたんですが、
ここんとこご無沙汰でしたね。元気でしたか?
まあ久しぶりに出てきてもらったとこ悪いんですけど、
これで今回の出番、終了ね♪
さて、前回は2回にわたって、レッツゴースッポンポンツアーの様子を
お届けしましたが、R指定とかされそうなくらい内容が血みどろで過激
だったあまりPTAとかから苦情が殺到してしまいましたので(大嘘)、
今回はもっと心温まる、さわやかかつ涙がちょちょぎれそうな
ハートフルストーリーをお届けします♪
先日、親父と二人でブラキウム高地へ向かう途中のことでした。
街の出口近くに、一匹のレベル1ボッグランナー(通称ダチョウ?)
が、ぽつんとたたずんでいるじゃありませんか。
「飼い主は・・・?」と、あたりを見回してみても誰もいません。
まあ、キャラ間で受け渡しをしている途中なのかもしれないし、
先も急ぐのでとりあえずスルーしました。
そして高地でひとしきり暴れ、親父と別れた後・・・
「あのダチョウ、まだあそこにいたりしないよな・・・?」
と、思い出してしまいました。
いったん思い出すと、気になって仕方ありません。
とりあえず、見に行くことにしました。
まだいたよ・・・
すっかり日も暮れ、真っ暗になってしまったその場所に、
ダチョウはまだ、いました。
忘れ去られてしまったんでしょうか・・・?
はっきりいって特に可愛くもないモンスなのですが、
なんか切なくなってきました。
「使い魔やアイテムは、放置して数時間で消滅する」
という、誰かから聞いた言葉が僕の頭に響いてきます。
消滅する・・・?
このまま消えてしまう・・・?
ダチョウよ!!
おまえの人生は何だったんだ!?
生きる喜びも、恋の味も知らないで
消えてしまうのか!?
それじゃあまりに、あまりに・・・
悲しすぎるじゃないかっ!!
次の瞬間、僕はダチョウを抱きしめていました。
さあダチョウよ、今夜は僕と一緒に寝よう。
明日は一緒に、主人を探してやるからな。
今はただ、ゆっくり休め。
でも、気持ち悪いから目を開けて寝るのはやめてくれ。
それと、やっぱりおまえ全く可愛くないな(爆)
翌朝、僕は中庭に向かいました。
ダチョウよ、そこでじっとしてろ。何も心配いらんぞ。
そこにいれば、おまえの主人もきっと見つけてくれるさ!!
そして僕は東門で落とし主捜索。
しかし、あの可愛さのカケラもないダチョウの
ために、面倒くさがりのこの僕が、何故ここまでやるのでしょうか?
自分でもよくわかりません・・・
でも、僕の中のなにか熱いものが、僕を突き動かすのです!!
ダチョウを救えと、叫ぶのです!!
生まれて間もない、か弱くも尊い命を守れと、叫ぶのです!!
だから僕も、叫ぶのです!!
うおおーーーっ!!(壊)
数分後、様子を見に中庭へ戻ると・・・・
ダチョウがいません!!
落とし主が、みつけてくれたのでしょうか!?
そうか・・・
ダチョウよ、よかったな・・・
最後に別れのあいさつができなかったのは少し残念だったけど、
おまえがこれから先、幸せに生きていけるならそれで十分さ・・・
よかった、よかった・・・
BUZZ:「どうした、STING? 嬉しそうな顔をして。
いいことでもあったか?」
ああ、親父か。まあね♪
いま、ちょっとすがすがしい気分なんだよ。
BUZZ:「おお、そうか。私もいま機嫌がいいのだ♪
治療の新しい実験台を手に入れてな^^」
え・・・?
だ、ダチョウ〜っ!!><;
お、親父ぃーーっ!!
何してくれちゃってんねん!!
あんたが拾ってどうするーーーーっ!!
勝手に名前、
変えんなぁーっ!!><;
ごめんよ、ダチョウ・・・
僕は、僕は・・・おまえを守ってやれなかったよ・・・・_| ̄|○
感動物語 終了(爆)
P.S.
そんなわけで、5サバのアイシャ島、ブラキウム高地方面出口周辺に
放置されていたレベル1ボッグランナーを保護(?)してます。
置き忘れとかいうよりも、単に捨てられたんだろうという気が
激しくしますが、もし落とし主がいらっしゃいましたらご連絡下さい^^;
(って、ここに書いても、読む人限られすぎですから!!_| ̄|○)