第57話 真紅に染まった別離(前編)

 

 

 

 

こんにちは、初っ端からまっかっかのドリストです。

 

羽化したWIZが一度はやりたくなるレッドウィング、想像以上に

かっちょいいです。血に染まった感じのルシ杖もまた、たまりません。

 

 

 

・・・しかし、別に私は好きこのんでこの姿になったわけでは

ないのです(ごめん嘘。かなり好きこのみました)。

 

これは全て、自ら企画したイベントのためなのです!!

 

長らくお世話になったギルド「光と影」を脱退するにあたり、

感謝の意味を込めて、以下のような脱退イベントを行うことにしました。

 

 

 

 

その名も、

 

 

『どりっと見つけて、どりっと殺戮!!

 

 どりりあんとなドリ狩り大会!!』


 

 

(ルール)

 PK魔と化したドリストが真っ赤な羽を付けてノリアを徘徊して

 いますので、それを見つけ出し、ぶちころす。ただそれだけ。

 ただし、その時ドロップしたものは、後で豪華景品と交換する。

 以下、交換リスト。

 ○矢・・・創造の宝石

 ○解毒薬・・・生命の宝石

 ○青水・・・祝福の宝石

 ○赤水・・・霊魂の宝石

 ○リンゴ・・・混沌の宝石

 ○その他・・・落ちたものをそのままあげます

 

 

まあそんなわけでその準備として、PK魔となるために

ちょこさんのところの魔剣士「至福の欠片」君に

ほんの3回ほどあの世に行ってもらった

というわけです。

 

 

 

笑いながら気持ちよく逝ってくれました。

 

 

 

ちなみに彼のことを「ケッペン」と呼ぶと怒られますので、

ぜひ呼んでみましょう(おい)。

 

 

 

てなわけで無事犯罪者と化し、準備はオッケーです。

 

しかし今回、わりと急に言い出した話で、かつ開始時刻も

夜0:00と遅く、参加人数にちょっと不安を感じておりました。

「5、6人とかだとさびしいな・・・」と。

 

 

 

ところが、

 

 

 

 

 

 

もう皆さんとっても

 

ノリが良くて大好き^^

 

 

 

ちなみにこの後デスレインさんも駆けつけてくれたので

私を除いて全部で12名。

いっぱい来てくれて、それだけでもう感激です。

 

 

さて、いよいよイベント開始です。

私は正装+血染めのクレセントで待ち受けます。

 

 

 

 

 

かっちょぶー(死語)。

 

 

 

 

 

真紅の羽に血塗られた斧、そして全身怪しい光を放つEX。

なんておどろおどろしい格好なんでしょうか。

 

・・・しかしながら、その実態は・・・

 

 

 

 

 

 

ゴブリンさえ倒せない

 

人畜無害っぷり(爆)。

 

 

 

 

 

・・・いやもう、PK魔だと攻撃がまったく当たらなくて・・・><;

 

 

 

 

ていうか今の私、下僕はおろか

 

ドリ子より弱いです><;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな見かけ倒しバンザイな私ですが、

ノリア徘徊を開始します。

 

もう、殺される気マンマンです。

 

もう、気の済むまで血祭りにして下さい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に遭遇したのはギルドのビッグママことあみゆいさん。

もう今さら書くまでもありませんが、今までお世話になりまくりです。

記念すべき第一殺目、相手にとって不足なし!!

 

 

さあ、私を撃って(爆)!!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あれ?

 

 

 

当たらない・・・?

 

 

 

おかしいな、と思っている間に、音を聞きつけたのか何なのか

四方からわらわらと集まってくるギルメン達。

 

 

 

 

 

でも、皆さんの攻撃はやっぱり私には当たりません。

 

 

そんな中、ぶしょさんが

 

ボスの誤爆をくらって昇天。

 

 

 

やはり彼は根っからオイシイ人間であったことを再認識。

ていうか商店名意味わからん(笑)。

 

 

 

 

 

・・・なんて言ってる場合じゃありません。

 

なぜ? なぜ当たらないの?

 

私はこんなに死にたがってるのに!!

 

 

 

 

 

 

そんな時Kyrieさん(=ちょこさん)が、だしぬけに一言・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・Σ(・д・ノ)ノ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早く言ってよ><;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・いや、日記のネタとしてはズバッとオチたので

それでもいいのかもしれませんが、企画者としてはさすがに

最悪じゃないでしょうか・・・?

 

しかもコレ、脱退イベントですよ・・・?

 

こんな終わり方でいいの・・・?

 

 

 

 

とりあえず理由もなく逃げながらも、途方にくれる私。

 

そんな時、ぶしょさんからグッドアイデアが降臨。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだ!!^^b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下僕:「・・・・はぁ!?」

 

 

 

 

 

本人はまだよく状況を飲み込めていないようですが、

殺され役も見つかったことですし、なんとか

企画は続行できそうです。いやーよかったよかった。はっはっは。

 

というわけで、なんか長くなってきたので後編に続きます!!

 

 

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